醜形恐怖…学校から理解を得る難しさ-後編-(保護者のあおさんより)
…前編続き
ところが、登校し始めて数週間すると登校日の朝に次女が、起きなくなってしまいました。
数日かけて次女とお話をしたところ、学校に別室登校していくうちに担任やお友達から
「教室に入らない?」と誘いを受けるようになったそうです。次女は担任やお友達の好意を
無下にできないと思い、教室に入ろうとすると…担任から「アイプチを外して…」と一言。
次女は自分の耳を疑ったそうです。その間にまた担任から「アイプチを外して」と言われ
次女は困惑しつつ、アイプチを剥がして教室に入りました。 案の定、授業に集中出来ず…
不安しかない状況で心のバランスを崩して帰ってきたそうです。
思えば…数日前、次女が学校から帰ってきて翌日まで寝ていたのを思い出しました。
とてもキツそうにして…泣いていました。
さすがに私も話が違っていたのですぐに学校ヘ連絡しました。
担任に電話をしたところ、お話を間違いないとの事。しかし、担任は三者面談の際に
担任との2人の時はメイクしてメガネとマスクでは大丈夫ですが、教室では他の生徒の手前
メイク(アイプチ)を取って欲しいと伝えたら、私たち(次女と私)に「はい」と答えたと言われ
次女の認識と担任との話がズレている事に気づきました。
そのため、学校への登校は辞めました。
その後フリースクールの先生に相談して次女とフリースクールの先生で学校ヘ相談に行って頂きました。
その翌日、学校から私の話も聞きたいと連絡を頂き、仕事の合間に伺いました。
そこには、校長と副校長、担任と私1人で話う事に…
校長は今更出てきて…と思いましたが、校長の話は理解がなく、「担任と2人は良い。しかし、
教室では他の生徒がいるところについてメイク(アイプチ)は取ってもらわない(生徒達にはしてはいけないと
言ってるからあるいは、学業に必要ない)」と言われました。
うちの子は遊びではなく、病気だからと説明する際に私は「主治医からも必要でしたら診断書も出します。
主治医も説明に行きます」と伝えたところ…校長は「お母さんから諭してください」
と一言で済まされました。
次女の意向(長引いて揉めるのも気にしている)もあったのと
私はこの校長では話にならないと感じ、ここまでして理解が得られないなら「娘の登校はさせません 。
かえて娘のメンタルが保たれないので。」と伝えてその日は学校を後にしました。
その日は私の中でモヤモヤと怒りでいっぱいでした。
ちなみに、娘の中学校では先生方メイクをしてる子がいるのにも関わらず、見逃ししてる子います。
逆をいえば悩んでる子も沢山いるし、メイクの事だけではないのですが、
こちらの中学校では女子のズボンを認めてるのに…と残念だと思いました。
それと同時に校長は、多様性を理解出来ないのかなと今回の件で強く感じました。
今の校長になって少しづつ取りやめになった事があるそうです。
以前の校長は、やることをやったらその分子どもたちの意見を取り入れるところがあったのになと
思う日でした。
その日以降は、次女と話して今は「高校デビューに向けて高校受験しよう!!!」と話してます。
次女の高校選びは、学費があまりかからず、登校が少なくメイクとバイトもしても良くて
将来の夢の勉強ができる通信制の学校でした。長女の高校選びに影響を受けたかと思います。
次のブログ更新くらいには、高校が決まってると思います。
ちなみに、学校説明会でお話を聞いた通信制高校では次女の状況を説明してメイクの話をすると
寛容的な対応の高校が多かったので 次女はホッとしました。
そんなあおも「高校デビュー」派でしたので、子は親に似るのか…と思いました。
最近、気温が10℃を下回る日も増えました。あおは外回りの仕事をしていると季節を感じる事
が多くなりました。今の仕事は、10年以上働いていますが…今年はまだ雪が積もってないので
まだまだ暖かい方なのかと思いました。ちなみに、今の仕事の初仕事~2、3年は雪が積もる日があり
雪の日でも仕事してました。近年は雪の積もる日も少なくなりました。温暖化の影響でしょうか?
これからまだまだ12月なので、また一段と寒くなると思いますので皆さんも暖かくお過ごしください。
あおでした。