焦りの時を越えて(保護者のソラさんより)
こんにちは、ソラです。
新年最初の投稿となりました。関係してくださるみなさまにはいつも感謝しております。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
ちょうど一年前は、本格的に不登校生徒となり学校に行かなくなって、学校の先生方と面談をしたり、どうにか行けるようにとあの手この手を試していたころでした。
今はもう、今できることを継続していくことを目標としているので、焦る気持ちはありません。
フレップには通えている。
そして、高校には行く意思がある。
それが全てです。
だから、今の娘がそれを叶えられるようにサポートしていくのみですね。
最近は、外でも信用できる人には抵抗なく娘が不登校だということを話せるようにもなりました。
なので、葛藤が少なくて済むので気持ちは以前と比べてとても楽です。
親は子供の為と思って、社会に適応してそこで活躍してほしいと願います。
人は一人では幸せには慣れないので、人との関わりの中で自分を生かしていくことは大切だと思います。
でも、社会に合わせようとしすぎればそのうち病気にもなるし、自分が自分でいられなくなってしまいます。
無理に学校に行かせようと必死になっていたころは、焦るばかりで娘の意思を尊重するという事が出来ませんでした。
なので、家の中はカオスでしたし、私自身も心身ともに疲弊しておりました。
そんな過程を通って、今では、いろんな形があっていいし、社会の方が色々な人のニーズに合わせていくことの方が必要なのではないかなと最近では思うようになりました。
でなければ、社会にうまく適応できる人だけが幸せになって、その他の上手く適応できない人は幸せになれない世の中では、様々な違いや事情を抱えて生きているあらゆる人が、希望をもって生きる事が出来なくなってしまいます。
令和2年にもなったし、親世代の昭和の古い概念はもう手放して、新しい時代の子供たちが幸せに暮らしていくにはどうすればいいのか、今までの在り方を根本から見直さないと、不登校はじめ、引きこもりやニートなどの問題は解決できないのだろうと感じています。
私も縁あって?!不登校の親になったのだと思いますから、自分の子供の事だけでなく、社会の問題にも目を向けて行かなくてはならないな~と感じています。
年のはじめに、どんな子もどんな人も幸せになれる世の中になる事を願って、また今年一年頑張りたいと思います