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不登校と卒業式(保護者の紙ひこうきさんより)

2019/03/27

こんにちは。紙ひこう機です。

春ですね。先日、娘が中学校を卒業しました。
3学期、唯一の登校が卒業式になりました。
式には参加しませんでした。卒業アルバムの写真も撮りませんでした。
その日、午前中は市内の中学校のほとんどが卒業式だってようで、スーツを着た親御さんらしい方たちの姿を多く見かけました。
仕事へ行く車の中から、そんな幸せそうな景色を見て、久しぶりに切なくなりました。
娘が不登校になり始めた時と同じ気持ちです。

「何で普通に学校に行けないんだろう‥」

涙が出そうになりました。でも‥

「ダメダメ!前向き前向き!!」

すぐに頭を横に振り、マイナスな考えを振り払いました。2年以上の娘の不登校で、母もずいぶん強くなりました。

午後から、卒業証書をもらいに娘と二人で、学校に行きました。娘は最後の制服。母は、普段着でいこうと思っていたのですが、張り切ってスーツを着てみました。(式に出なくたって、スーツ着てもいいんだ!)何だか強気になっていました。
学校に着くと、校長室に校長先生、担任の先生、学年の先生が勢揃い。きちんと名前を呼んで頂き、卒業証書も呼んで頂き、とても贅沢なミニ卒業式をして下さいました。感謝です。
娘は少し嫌がっていましたが、挨拶もきちんとでき、1つの区切りとしてはとても良かったと思います。
(スーツ着てきて良かった。)
母はそんなことを思いながら、娘と笑顔で校門を出ました。こんな晴れ晴れとした気持ちで校門を通るのはとてもとても久しぶりでした。
いつも下を向きながら、重たい気持ちで学校にうしろ髪を引かれているような、そんな気持ちで通っていた帰り道。娘はもっともっと重い気持ちだったでしょう。

「もう来ることもないね〜」とニコニコ話す娘が、やっぱりとてもかわいいです。そして、少しお姉さんになったなぁと成長も感じます。
4月から新しい環境。娘がまた成長してくれることがとても楽しみです。娘が楽しく過ごせる毎日が待っていますように。心から、そう願う母でした。